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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

あなたは神社を守れますか?

千葉の神社のご神木が
不動産業者によって伐られた話がありました。

ご神木とはそもそもなんでしょう?
以前書いた「ネットで初詣」を読んでいただくとよくわかりますが、
ご神木とはその神社の「気」を示しているシンボルにほかなりません。

ちなみに、私のいるお寺の隣の神社などは四方八方に枝を
伸ばしていますが、周辺の住人は枝が自分の敷地に伸びてきて、
落ち葉が落ちてもあまり枝など伐りません。

ましてご神木ともなったら普通は神社の社屋に手をかけるのと
同じ行為ですから、伐るなどとはとんでもないことです。

ではなぜ、伐ってしまったのでしょう?
大きな原因は業者がその価値を知らなかったことです。

神社の立っている土地は太古から「気」がみなぎる特別な
場所として大切にされてきました。
そこに育つ木々は特別のものとして手を掛けられず、
自然のままに育ちます。

そして、その「気」のその証拠が巨木・老木である
ご神木なのです。

これは頭で考えることではありません。
体で感じることです。

日本人は長年にわたってそうやって神社を
守って生きてきました。

もし、それが感じられなくなったとしたら、
その人は病んでいるとしか思えません。


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